どうでもいいこと。
2009-04-22
いつからここにいて、いつまでここにいるかはわからない。
でも、知っているのは一つのルールだけ。
「ゴールにたどり着くこと」
歩くスピードは好きでいい。
走ってもいい歩いてもいい。
自分のほかにもここには人がいるようだ。
みんなゴールに向かっている。
僕の首には鎖がついている。
透明な鎖。
他人からは見えない。
みんなもついているかどうかはわからない。
時として僕は選択肢を与えられる。
僕が左を選ぼうとする。
でも、鎖が引っ張られる気がする。
本当に引っ張られているかはわからない。
でも、
僕は右へ行く。
ずいぶん歩いた。
いろんな人と会った。
彼らが右へ進む。
僕も右に進む。
鎖が引っ張られる気がする。
そんなことはない。
鎖などはない。
僕も右に進む。
やっぱり引っ張られない。
なんだ。
鎖なんてない。
自由だ。
好きな道を歩める。
こっちに行きたい。
あっちに行きたい。
こっちへ行こう。
そっちへ行こう。
みんなと歩む。
不意に引かれる。
無理やり引かれる。
そんな気がする。
みんなが尋ねる。
「どこへ行くの?」
「そっちへ行くの?」
「何でこないの?」
みんなが行ってしまう。
みんなが右へ
僕が左へ――――――――――
僕は歩く。
気になるんだ。
この先に何があるか。
ゴールに何があるのか。
だから歩く。
最期の曲がり角。
鎖を引く音が聞こえる。
僕のゴールは最初からここだった。
ゴールはたくさんあるけど、
どんな道を行こうとしても。
ここにしかたどり着けなかった。
角を曲がる。
道が途絶える。
なにかがある
近づく。
そこにあったのは、



